たにしろぐ

日記というより備忘録です。誰かに読まれてることは想定されていませんので、覗き見感覚でどうぞ。

ストロングゼロを飲みながらアニメという選択

午後からずっとバイトをして、家帰ってきてNetflixで『おそ松さん』を観ながらストロングゼロを飲む。
バイトでやらかして気分が沈んでいたのでおそ松さんのアホさは助かる。

んで、『ソードアート・オンライン Extra Edition』を視聴。調べたが2013年末に放映されていたらしい。2期の前に放映されたらしく、放映時はこのあとに2期発表だったとか。テレビではシノンの「Activated!」が聞けたらしい。沢城さんの英語は元から有名だけどめちゃくちゃかっこいいのな。当時からなんかものすごくワクワクした記憶のある予告だった。

まぁ内容は総集編と累計40分に満たない新規カット。正直新規カットのクオリティは低く、ちょっと動きがキツいシーンもいくつかあった。新規の内容もまぁヒロインたちの水着以外取り柄はなく(水着そんなに好きじゃないし)取り立てるようなものはなかった。

という風に考えているうちにバイトのことは吹っ切れたようなのでまた頑張りたいと思う。私のよさはその立ち直りの速さにあると信じている。再発を防ぎつつ、悔しさをバネにより大きな成果をあげる。単純で皆が思うようなことだけれど頑張っていきたい。シリカちゃんが綾野珪子という昭和の雰囲気さえ漂う名前だったことを思い出しつつ、筆を置きたいと思う。

氷結を飲みながらアニメという選択

午後からずっとバイトをして、家帰ってきて『キズナイーバー』を観ながら氷結を飲む。
キズナイーバーはやっぱりあんまり面白くないので、撮りためてしまっている。消化中。なんかわざとらしいというかいやらしいんだよなぁ。

んで、『ソードアートオンライン』の1期の名回、「紅の殺意」を視聴。なにっていうかまぁアスナが可愛いんすけどね。なにというわけではないです。アスナが可愛いんです。それでいい。

NEW GAME!』は好きなゆん先輩があんま出てこなかったのがちょっと残念だったけど面白く観た。多分あの回を観た99%の人が「ねねっち回はいいんじゃボケ!」と思ったはず。たぶん。原作も面白いらしいし、日常系マンガは息抜きにちょうどいいので買おうかと思う。ただ人気なのかAmazonにないし家の近くの本屋は嫌だ。昔バイト行こうとして面接してもらったけどクレカのノルマがあるとか聞かされて死ね!と蹴ったので嫌な思い出しかない。あそこで買いたくない。Amazonでの入荷を待つ。

絵コンテの話

こないだ、友人が書いた絵コンテを拝見する機会があった。30分2パート、深夜アニメの形式だ。

絵コンテというのはアニメ作りでは必須で、構図やセリフのタイミング、各種演出が書かれている、大黒柱のようなもの。とっても重要なのだ。今調べたけどディズニー発祥らしい。さすが。

実写映画でも導入する人はたくさんいて、確か絵の上手い黒澤明監督なんかはそうだったし、最近では『マッドマックス 怒りのデスロード』のミラー監督が有名。大作になればなるほど自分の撮りたいものの構図を説明しにくくなるものだが、絵コンテならイメージも湧きやすいし見て一発でわかる。根拠はないけど大作に導入されることが多いように思う。

絵が苦手な自分には書くことはどだい無理な話で、書けるぜ!ってだけでものすごいなぁと思ってしまう。絵が描ける人と楽器が弾ける人は無条件に尊敬してしまう。

 

 

デジハリ大学の図書館にカリオストロの城の絵コンテ集があって、おお、デジハリっぽいなぁと思って読んだけどびっくりした。絵コンテの時点で超面白いし超ワクワクする。ルパンの抜けた顔にヒロイン(申し訳ない忘れた!)の可憐な表情、次元や五右衛門、峰不二子はカッコいいし銭形のとっつぁんもいい味出している。ああ、これが名作なのか!と。

ちらっと『マッドマックス 怒りのデスロード』の絵コンテも見ることがあったが、そちらはアメコミっぽくて味があってよかった。構図の設計図に近いようなところがあったと思う。

絵コンテ自体は漫画のラフ画にセリフや演出が横に並行して書かれているような代物で、ほんの少しの慣れで案外読めてしまうくせに、演出のあれこれや監督の要望、力の入れたいところが詳しくしっかりと明らかに書かれているので、アニメが好きな人や映画が好きな人は読んでおいて損はないはず。ぜひぜひ。

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参考までに拾い物。新海誠監督『秒速5センチメートル』「桜花抄」冒頭シーンの絵コンテ

 

 

アナウンサー入門?

こないだ、母校のオープンキャンパスで高校生の女の子に、「アナウンサーになるにはどうしたらいいんでしょうか!」とキラキラした眼で質問された。すっごくキラキラしていて印象に残っているが、どうなんだろう、どうやってなるんだろうな。ごめん、先輩まったくわからんのだ。ほんとごめんな。

アナウンサーという職業自体よくわかっていない。要はどこまでアナウンサーなのか。個人的にはスポーツ中継、特にサッカーの中継の時に騒いでる印象が強いアナウンサーだが、JSportsとかでよく見る西岡さんとか(ゲームのFIFAシリーズではお馴染み)、八塚さんとかはアナウンサーなのか。実況者…なのか。コメンテーターと言えばそうだけど… なんとも掴み難い職業。最近だとタレントみたいなことやってたりするし。活動の幅広いよなぁ。

先の女子高生の疑問に戻るとして、彼女の言うアナウンサーがサッカー中継の時にリバプールのダメダメな守備陣を叩くような人を指していないはず。いや、まぁ「ミルナーサイドバックはもったいなくないか?」って言い出す女子アナはそれはそれで人気が出そうだけど…。

……おそらく局の〇〇パンとかって呼ばれるような人のことを言ってるのだろう。

〇〇パンって言いかたがまず好きになれない。人を馬鹿にしてない?〇〇パンとかって言われたらキレたい。〇〇パンって呼ばれてキレかけてる女子アナをなだめたい。なだめたくない?優しい言葉をかけてあげたくない?

……まぁ手っ取り早くなるとすればミス〇〇大学コンテストなのだろうな。正直それ以外に女子高生がアナウンサーになるルートを知らん。美人は得すると言うのは少し抗いたい気持ちがあるけども、ああいう人たちって局の華なわけだし仕方のないことのような気がする。

どうしよう、割とエグめの結論が出てしまった。と自分の中で答えが出てしまったとき、僕が女子高生に告げた答えは「大学生活の頑張り次第で、可能性はいくらでもありますよ!」というものだった。

全国のアナウンサーの皆さん、そしてあの時の女子高生さん、ごめんなさい。

 

夜なべの京アニ

こないだ、友人宅で『中二病でも恋がしたい!』1期をオールナイト視聴した。『中二病』は自分のなかでは記念碑的作品で、なぜなら深夜アニメを観始める機会になったからだ。

確かリアルタイムで追いついたので、高校2年生の頃とかそのあたりだったと思う。

大学生になり、まずまずの数のアニメや映画を観て、ある程度知識を持った状態で観たことになったが、超面白かった。めちゃくちゃ良かった。そりゃ深夜アニメを観始めるわけだ。だって面白いもの。

中二病が自身のトラウマや過去、非情な現実に対する装甲だという考えから(『SHIROBAKO』の小笠原さんのゴスロリに通じるところがある)中二病というふんわりした特徴をうまく人間ドラマに結びつけていくプロット。随所にギャグがあってテンポがいい。キャラの動かし方が本当に上手い。被写体深度を意識した演出もあり、改めて観るとたくさんいいところが見つかった。

2期はハードルが上がってしまった感はあるものの、1期がここまでいいとは思わなく、こうなってくると『氷菓』あたりもまた観てみたいなと思ってきた。京アニは今度『聲の形』を映画化するが、これだけお熱になるとどうしても期待してしまう。期待させてくれる映画があるのは嬉しいこと。深夜アニメの監督やスタッフがやっているアニメ映画は最近結構頑張っているし、(妖怪ウォッチとかはもともと物凄く売れるのだけれど)『聲の形』なんかは原作が大好きなので面白いものであってくれたらな、と思っている。まぁ監督が京アニの山田監督、脚本が今をときめく吉田さんだし…。きっと面白い。そう思う。

『秒速5センチメートル』と『国境の南、太陽の西』

君の名は。』を観て、最後のすれ違う瀧くんと三葉ちゃん、瀧くんが振り返るかどうかっていうシーン、観た方なら誰もが『秒速5センチメートル』を思い出したと思います。

『秒速』では振り返らないんですよね。『秒速』批判のなかには、「バッドエンドだ!」とか、「うじうじした主人公がクソ」とか色々あるんですけど、まぁ確かに主人公はうじうじしてますね…。いや、でもとりあえず、本当にバッドエンドなのか?と私は思うのです。

Wikiさんによりますと…新海監督は村上春樹に影響を受けているらしいですね。じゃあ『秒速』っぽいのはなんだろうな、と少し考えてみるとそれっぽいのがありました。

村上春樹国境の南、太陽の西』です。

 

あらすじとしまして、前半部分は主人公の半生を女の子に絡めて読み返していきます。疎遠になってしまった小学生の頃の初恋の女の子。高校生の時の彼女、その彼女の姉、その他色々な彼女たち、そして今の嫁。

主人公の昔の彼女、特に初恋相手に対する考え方が『秒速』のそれに近いものがありまして、まぁこれは読んでみてってどうしてもなるのですが、前半部分はなんとなく似てるなぁとわかると思います。

で、初恋の女の子がキーパーソンなのです。ある程度成長し、家庭を持った主人公、この女の子と出会ってしまいます。これが面白いところで、『秒速』では出会わなかった初恋の相手が出会ってしまうわけです。

結局、この初恋相手に執心してしまう主人公。

色々あって家庭を半壊させ、嫁を傷つけながらも初恋の相手との縁を切るわけですが、それに至るまでの経緯がまーーキツい。男性目線での元カノとかそういう昔好きだった女の子への態度とかってなんかでもうんわかるようなわからないような…っていう感じです。まず読め。(日本語)

「もし秒速の2人が出会っていたら?」という問いの中には、ヒーローとヒロインは結ばれるもの、という考えが根底にあるのだと思います。どうなんですかね、あの2人は会うべきだったのでしょうかね。

Ifで語るのは下手くそですけど、言いたいのは『国境の南、太陽の西』を読もうなってことです。書きながら自分のあらすじ能力のなさにビビってますがまぁそんなもんです。読んでください。

 

 

アニメレビューショウ『君の名は。』

本日、9時20分というやけに早い時間から『君の名は。』を鑑賞しました。2回目です。『ここさけ』を2回観た以来の劇場での複数回鑑賞でした。

1回目は彼女が隣にいましたが今回はソロ参戦。隣には上映中にケータイを鳴らすおばあちゃん(すごく申し訳なさそうにしてたし市原悦子さんがめちゃくちゃ上手かったし僕個人がおばあちゃんには優しいのですぐ許した)、そしてその隣にはやたらウンチクをかます彼氏のいるカップルがいました。(彼氏は『秒速5ミリメートル』とか言ってたけど。)

とまぁ置いておいて、新海作品でベスト1はダントツで『秒速』だと思う私には、新海み(名詞)が少し少なくなっているのに一抹の寂しさを感じました。でも周りのみんなは面白い面白いと観ているので成功なのでしょう。僕も面白く観ましたしね。『シン・ゴジラ』も大当たりだし東宝さんウハウハですな。

言ってる人も多いですね。僕もRADがうるせぇというのは強く思いました。4曲はやりすぎでしょう、と。1曲目はオープニングだしアリ、2曲目の『前前前世』はダイジェスト的な演出も相まって非常に好き、しかし3曲目はいいシーンなのにセリフと歌が重なってしまっていて、僕は好きじゃなかった。4曲目に至っては上手いとは思えない韻を踏んだ歌詞が邪魔でしかなかった。

3-4曲目に共通しますが、高校生の爽やかな恋愛の印象をかき消すようなトレンディな歌声と歌詞で正直好きじゃなかったんですね。RADってちょっとだけ愛が重いんですよね。もう少し爽やかにできなかったものか。

一方で音は非常によかったと思います。特に巫女の三葉と四葉が舞うシーンでの衣摺れの音が非常に官能的で素晴らしかった。着物の美ってつまるところ衣摺れ音だと思うんですよ。うなじとか色々ありますけど、結局のところ衣摺れ音。衣が擦れる、摺れる繋がりで考えていくと、組紐を解く動作が多かったり、逆に結ぶ動作がかなりの頻度で繰り返されたりと、身体に着けたものがズレたりその場所や形、結び方を変えたり移動したりすることが多く見られました。作品の根幹の部分に通じる部分なのかもしれませんね。話を戻しますが、マニアックな視点ながら、その辺がいいなと思いました。口噛み酒を吐き出すシーンもなにやらミステリアスで好印象でしたし、あのシーケンスはお気に入りの一つです。

音でいうと呼吸音とか、息遣いが聞こえるのはやっぱりいいなぁと思います。作画に目が行きがちですが音もすごいんだよ!と言いたい。

 

トーリーについては色んな人が色んなことを言ってますけど、最初の部分で時系列を変えて作っているのは新海さんらしくないというか、思いつく限りでそういうことがなかったはず(あったら教えていただきたいです)なので少し驚きました。やけにトリッキーだったけど丁寧だったので、は??となった人は少ないはず。でも最初の 入れ替わり→おっぱいを触る→下の階に降りる シーン、下の階に降りた時に1日経っているのはちょっとキツいつなぎ方です。初見でわかります?

あとこれは好き嫌いなので意見がわかれると思うのですが、登場人物、特に瀧くんのナレーションが多かったですね。ある意味そこは新海み(名詞)なんですけど。個人的にはそういうの少ない方がいいのかなぁと思っていて、人物との会話とかで上手く混ぜていくのが理想かな…とも思うのですが。演出のやり方次第なところはあるのでしょうな。結論が出るわけない。

てか三葉の髪の結び方で中に誰がいるのか一目瞭然なのにそれにすら初見で気づかなかった僕が言うことなのでこの辺は触らない方がいいのかも。

 

Twitterを見るに、「めちゃくちゃよかった!!!」って人と「悪くはなかったけどみんな言うほどか?」って人がいるみたいですが、恐らく種族の違いだと思うんですよ。前者は愛の重くなりがちな恋愛脳(わるーい言い方です。ごめんなさい。)後者はたぶん異性からあんまりモテない人たちです。(僕もそれ)

さて、どこまでも傲慢なカテゴライズをしました。反省です。

 

まとめるために書いてないんでそれこそだらだらとやってるわけですが、どこで止めようか悩んでいるところであります。東京の初出シーンで、混雑する道路、瀧くんのアルバイトするレストランなんかで土本典昭さんのドキュメンタリー映画を思い出した…『東京都』とか…ってやっても超詳しい人にボコボコにされそうだし話としてあんまり面白くないので何とも言えない。

尻切れとんぼにはなっていますが、これからやることがあるのでこの辺で止めておきます。

三葉ちゃん超可愛かったです。僕はショートと組紐の髪型が好きかな…。