たにしろぐ

日記というより備忘録です。

絵コンテの話

こないだ、友人が書いた絵コンテを拝見する機会があった。30分2パート、深夜アニメの形式だ。

絵コンテというのはアニメ作りでは必須で、構図やセリフのタイミング、各種演出が書かれている、大黒柱のようなもの。とっても重要なのだ。今調べたけどディズニー発祥らしい。さすが。

実写映画でも導入する人はたくさんいて、確か絵の上手い黒澤明監督なんかはそうだったし、最近では『マッドマックス 怒りのデスロード』のミラー監督が有名。大作になればなるほど自分の撮りたいものの構図を説明しにくくなるものだが、絵コンテならイメージも湧きやすいし見て一発でわかる。根拠はないけど大作に導入されることが多いように思う。

絵が苦手な自分には書くことはどだい無理な話で、書けるぜ!ってだけでものすごいなぁと思ってしまう。絵が描ける人と楽器が弾ける人は無条件に尊敬してしまう。

 

 

デジハリ大学の図書館にカリオストロの城の絵コンテ集があって、おお、デジハリっぽいなぁと思って読んだけどびっくりした。絵コンテの時点で超面白いし超ワクワクする。ルパンの抜けた顔にヒロイン(申し訳ない忘れた!)の可憐な表情、次元や五右衛門、峰不二子はカッコいいし銭形のとっつぁんもいい味出している。ああ、これが名作なのか!と。

ちらっと『マッドマックス 怒りのデスロード』の絵コンテも見ることがあったが、そちらはアメコミっぽくて味があってよかった。構図の設計図に近いようなところがあったと思う。

絵コンテ自体は漫画のラフ画にセリフや演出が横に並行して書かれているような代物で、ほんの少しの慣れで案外読めてしまうくせに、演出のあれこれや監督の要望、力の入れたいところが詳しくしっかりと明らかに書かれているので、アニメが好きな人や映画が好きな人は読んでおいて損はないはず。ぜひぜひ。

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参考までに拾い物。新海誠監督『秒速5センチメートル』「桜花抄」冒頭シーンの絵コンテ