ハロウィンに想いを馳せるオタクの戯言
ちわっす。お久しぶりです。
まぁ見てる人はほとんどいないんですけど。
授業と諸事情により、ドラマやアニメの全体構成をお勉強する必要がございまして、そのためにいくつかの1話を観ておりました。
ツカミってのは重要だよね。勉強になるなあという思いとは?よく出来過ぎだよ無理だわハイレベルすぎ!という思いと綯い交ぜになっております。ないまぜって綯い交ぜなんだね。
シュタゲの綯ちゃんいいよね。
と、まぁ11月なわけです。
ハロウィンも終わり。
渋谷や道頓堀では百鬼夜行だったようで。
TLに僅かに残ったパーティを楽しもうとする方々(皮肉じゃなくて)は楽しんでいた。
仮装してはしゃいだらそれはそれで楽しいわな。
で、ハロウィンの仮装で色々と考えていたんだけど。
話は夏に遡ることになる。
夏、所用で関西学院大学のオープンキャンパスに行くことになり、
(あの西欧風のキャンパスはすごいね。丘の上だし「上流階級」って感じ)
体験授業を受けていたのだけれど、
「ユニバはなぜディズニーを超えたのか?」という講義だった。
ユニバーサルスタジオジャパンをユニバと略し、(関東ではUSJ)(ユニバのニにアクセント)。かつ謎の対抗意識がいかにも大阪っぽいなぁと思いつつ、受けていた。
まぁ体験授業だし、なんともふんわりとした馴れ合いのような授業が続いたなかで、教授が3Whyを使って「なぜユニバに行くの?」の問いが面白かった。
3Whyがなんなのかは説明しないけど、わかってくれると思う。
教授「なんでユニバに行くの?」
女子高生「行くと楽しい思い出になるから」
教授「なんで楽しい思い出になるの?」
女子高生「……仮装とかできるから」
教授「仮装!なんで仮装すると楽しいの?」
女子高生「いつもと違う自分になれるから」
とまぁやってたわけだけども、仮装する理由の1つとして、「いつもと違う自分になれるから」というのがあるらしい。
いつもと違う自分かぁ、と私なんかは考え混んでしまい、その後の女子高生の答弁は全く覚えてないのだが、
いつもと違う自分ってそんなに楽しいのかな。
高校の文化祭の時、ピカチュウのパジャマみたいなのを着てダンスした時、別にいつもと違う自分の高揚感みたいなものはなかったから。
考えてみますか。
(勉強ができない、知識が不足していることが馬鹿じゃなくて、考えないことが馬鹿だと思います。考えましょう。)
考えましたでしょうか。
色々と自分のなかで考えて行くうちに、ある結論にたどり着いた。
「結局、いつもと違う(違ってしまっている)自分が恐ろしい」
なんというか、自分は自分であって!という思いが強すぎて、変化だったり変解だったりが恐怖の対象になっている。
自分の髪型は大学生のクセに高校の時から変わらぬ黒髪だし、大学生デビューをした気持ちもない。変わらないことが重要だった。変わることが怖いのだと思う。
染髪するのが面倒とか、金がかかるとか、そもそも茶髪が似合わないとか、そういうのの高尚なバージョンの言い訳じゃないよ。
話をまとめます。
もし、いつもと違う自分になれる。ことが「特別になる」という意味ならば、逆にいつもの自分はまったく特別ではないのだろうか。
上から目線で物を言うのがここのしきたりなので言うが、仮装なんかで変われてしまう自分は本当に自分なのか疑わしいと強く思う。
パリピもいいけど、もっと自分の存在そのものに強く関心を持ってあげてほしい。
例えば、自分を語る要素に、他人への依拠が必要な部分が大きすぎやしないか?とか。
それに関連して、男に振られてすべて失う、何かに失敗してすべて失う欠陥建築みたいな自分ではないだろうか?とかとか。
こういうのを割と自分に求めているところはある。「お前は誰だ?」って。
自分に対してメンヘラなんだよな。キッモ
もちろん、人が何かのリアクションで変化していくのは至極当然なことだし、それが学習であったり、経験であったりする。
別に仮装とか、染髪とか、メイクとか、コーデとかとかとかとか、まったくもって変化なんかではないのだ。そう言いたいだけ。
「いや、そこまでの変化じゃないよwww」
そうなんだけどさ、そういう風に思ったからさ。
おわりに
ハロウィンの仮装程度でここまで考えてしまうオタク気質は根っからなので仕方ない。
そして自分が「変わらないね〜」と言われすぎてむしろ誇りにしてしまっているのも仕方のないことだ。
さらにいうとオチもなにも考えてないので話が二転三転していくのも仕方のないこと。
もう朝だ。
ハロウィンを純粋に楽しむには自分の思考がノイズになる。
ハロウィンをバカにするのももはや何番煎じかわからない。それに、全力で楽しんでいる人たちに水を差すのはそれこそ愚だと思う。
結局、家の中でドラマや映画を観まくってうーんうーんと頭をひねっているハロウィンになった。
トリックオアトリート?
誰でもいい。誰か僕のプロットに良さげなトリックを仕掛けてくれ。