車からゴリッて音がすると怖い(最近の悩み)
前回の投稿から2年以上が経過した。
自分でも驚くけれど、
ここって自分の心の整理だったり、
夜にネガティブな感情に苛まれた時の
はけ口にしていたものだから、
使われなかったことはよかったこととも言えそう。
さて、そんな2年は順風満帆かというと、もちろんそうでもない。
すーっごく長い時間働いていたし、職場も、地位も年収も変わった。
それによって見えるものが違ってくるし、
過去の記事を見て「あー、この時の自分はこう思ってたんだね」ってなるのも悪くないなって思う。
ここ最近で悩んでいることはふたつ。
- ひとのマネージメントって難しい
- ちょっと嫌なことが重なった
ひとのマネージメントって難しい
この2ヶ月くらいずーっと思っている。
マネージャーになってから思うけど、部下ってめちゃくちゃ自分勝手。
やりたいことはすぐやるクセに、やりたくないことは先延ばしにするし嫌な顔をする。
で、自分が巻き取ったらより上の人間に「そんな仕事は任せろ」と言われる。
なんだか初歩の初歩でつまずいている感じがある。
今自分部下に対して思うことは絶対自分の上司に思わせてきたことなわけだし、
部下をシコシコとやっていたナマイキ小坊主時代の自分の至らなさというか、見識の狭さに恐縮しつつ、
自分も未だに自分勝手に振る舞うし、やりたいことはすぐやるクセに、やりたくないことは先延ばしにするし嫌な顔をする。
ああ、輪廻はめぐる。
手がかりが欲しくて書店で何個かマネジメントに関する本を手に取ってみたけど、どれもしっくりこなかった。
自慢話が多いから疲れる。
最悪の状況から満塁ホームランを打ちました、みたいな話ばっかり。
でもそういう経験則で学ぶしかないのだろうか。
あとはアメリカの軍隊式がどうとか、GAFAMはこうだとかとか。
「それができれば世話ないけどさ…」と心の中の歪んだ自分が言い出す。
自分が今までビジネス書に助けられたことがないのが心のどこかに不信感としてあるんだろうけど…。
でも学ぶ対象は欲しいよな…と最近見ているのはサッカーのプレミアリーグ。
監督が記者会見とかでどんなことを言っているか、どういうリーダーシップをとっているかを見ている。
リバプールのクロップ監督、マンチェスターシティのグアルディオラ監督、アーセナルのアルテタ監督…*1。
共通するのはモチベーターであるということ。
(スポーツだからそうなんだけど)みんなのモチベーションを上げる、そのために戦略がある感じ。
ここがゴールだよね、そのための道筋はこうだよね。
その中の君の役割はここ、そうすればほら、結果になった。
この一連の流れが完璧に組めたらきっとプレミアリーグの優勝ができるんだろう。
全部は無理だし、そもそもサッカーの監督になりたいわけではないので、
じゃあ自分にできる範囲ってどこかな〜と考えたときにこのふたつくらいかな?と思った。
- 指針を決める(そしてそれを自分が信じる)
- ポジティブな気持ちで組織を維持する
文章に書いたらシンプルだが、めちゃくちゃ難しい。
①については、自分の意見はその場その場では持てるし、判断として自信もある。
でも、長期的なものは持てない。戦略めいたものを作るけどほろほろと崩れてしまう。
根本的に自信がないんだよな。どうやったらいいんでしょうかね。
成功体験?マネージャーとして?どれが成功なんだ?
②も難しい。
割と自分はニコニコしていて、温和だと言われる側の人間だけど、イライラする時はあるし、
人並みに悪口も陰口も言ってきたし、上司の批判を飛ばしもしたし。
はいじゃあポジティブ!という感じにはならないし、どうやっても聖人君主にはなれない。というか逆にポジティブなことだけ言ってる奴って信用できなくない?
悪口って人と仲良くなるための秘密の共有なので、それを取り上げられると厳しいな〜と思う。
もちろん塩梅の話なんだろうけど、難しいね。
最近はそういう、答えのないものをモニョモニョと考えることが多いから、
ネガティブな気持ちを抱えることになる。
今のところ、対処法は下記4つ。
①めちゃくちゃ寝る
→子どもの時の「ふて寝」は今でも効果的
②めちゃくちゃ食べる
③めちゃくちゃ叫ぶ
→カラオケではできない野生の咆哮。車の中で。
④自然に帰る
→ソロキャンプ。現世がちょっと嫌になるのがBAD。
あとは確立できていない方法として、
自分でDJプレイをしてウイスキー飲みながらクネクネするとか、本を読むとか、そういう細々としたものはある。
ちなみに、個人的にネガティブ発散のルールがあって
①お金は出来るだけかからない方法で
→お酒爆飲み、ショッピングは違う
②人に影響を与えない方法で
→誰かを誘って飲んだりとか、女とかそういうのは違う
というのを守っている。
ネガティブな気持ちで誰かとお酒を飲むと、絶対荒れるので…(前科アリでめちゃくちゃ反省している)
色々書いたけど、自分の中でこうやってうまくいかない怒りとか、焦りとか苛立ちとか、不安とか寂しさとかそういうものの折り合いをつけながら、人間って生きていくのだなぁと最近はつくづく思う。
…自分の仕事ってそういう気持ちに苛まれる人を救うものであるべきだよね、とも(ちゃんと!)思う。
そう考えると、こうやって、何が嫌なの?っていうのを書いていくのも、気持ちの整理なわけで、確立されていない⑤の方法なのかも。
ちょっと嫌なことが重なった
これついてはしょーもないけど
駐車場で愛車を擦ってしまって、それがツラいという話が9割くらい。
自前で治すのもなんか嫌だし*3かといって修理に出したら数万円だろうし。
まーーー金でこの気持ちを救えるなら払うか…とか思うんだけど…。
自分のものを壊してしまうのには昔から弱い。
中学生の時、友だちにシャーペン壊された日には数週間ブルーだったし、彼女からもらったスマホケースが割れた時の気持ちはずーっと引きずっている。
貰いものや特別愛着のあるものはのぞいて、今はある程度のものを買えるお金はあるけど、
こういう自分の心の弱点は20年以上、同じく抱えている。
ちょっとずつ寛解と、再発と、どこぞのクソに新しいトラウマを植え付けられながら、人として出来上がってくるのだろうな。
そういうことじゃないとツラすぎる。
「止まない雨はない」というけれど、
個人的にはきちんと雨に打たれて、びしょ濡れになって寒くて嫌な気持ちを自分に覚えさせて、
その上で前に進んでいく方が好きかな。たぶん。
ちゃんと正面から凹もう、おやすみなさい。