たにしろぐ

日記というより備忘録です。

アニメレビューショウ『君の名は。』

本日、9時20分というやけに早い時間から『君の名は。』を鑑賞しました。2回目です。『ここさけ』を2回観た以来の劇場での複数回鑑賞でした。

1回目は彼女が隣にいましたが今回はソロ参戦。隣には上映中にケータイを鳴らすおばあちゃん(すごく申し訳なさそうにしてたし市原悦子さんがめちゃくちゃ上手かったし僕個人がおばあちゃんには優しいのですぐ許した)、そしてその隣にはやたらウンチクをかます彼氏のいるカップルがいました。(彼氏は『秒速5ミリメートル』とか言ってたけど。)

とまぁ置いておいて、新海作品でベスト1はダントツで『秒速』だと思う私には、新海み(名詞)が少し少なくなっているのに一抹の寂しさを感じました。でも周りのみんなは面白い面白いと観ているので成功なのでしょう。僕も面白く観ましたしね。『シン・ゴジラ』も大当たりだし東宝さんウハウハですな。

言ってる人も多いですね。僕もRADがうるせぇというのは強く思いました。4曲はやりすぎでしょう、と。1曲目はオープニングだしアリ、2曲目の『前前前世』はダイジェスト的な演出も相まって非常に好き、しかし3曲目はいいシーンなのにセリフと歌が重なってしまっていて、僕は好きじゃなかった。4曲目に至っては上手いとは思えない韻を踏んだ歌詞が邪魔でしかなかった。

3-4曲目に共通しますが、高校生の爽やかな恋愛の印象をかき消すようなトレンディな歌声と歌詞で正直好きじゃなかったんですね。RADってちょっとだけ愛が重いんですよね。もう少し爽やかにできなかったものか。

一方で音は非常によかったと思います。特に巫女の三葉と四葉が舞うシーンでの衣摺れの音が非常に官能的で素晴らしかった。着物の美ってつまるところ衣摺れ音だと思うんですよ。うなじとか色々ありますけど、結局のところ衣摺れ音。衣が擦れる、摺れる繋がりで考えていくと、組紐を解く動作が多かったり、逆に結ぶ動作がかなりの頻度で繰り返されたりと、身体に着けたものがズレたりその場所や形、結び方を変えたり移動したりすることが多く見られました。作品の根幹の部分に通じる部分なのかもしれませんね。話を戻しますが、マニアックな視点ながら、その辺がいいなと思いました。口噛み酒を吐き出すシーンもなにやらミステリアスで好印象でしたし、あのシーケンスはお気に入りの一つです。

音でいうと呼吸音とか、息遣いが聞こえるのはやっぱりいいなぁと思います。作画に目が行きがちですが音もすごいんだよ!と言いたい。

 

トーリーについては色んな人が色んなことを言ってますけど、最初の部分で時系列を変えて作っているのは新海さんらしくないというか、思いつく限りでそういうことがなかったはず(あったら教えていただきたいです)なので少し驚きました。やけにトリッキーだったけど丁寧だったので、は??となった人は少ないはず。でも最初の 入れ替わり→おっぱいを触る→下の階に降りる シーン、下の階に降りた時に1日経っているのはちょっとキツいつなぎ方です。初見でわかります?

あとこれは好き嫌いなので意見がわかれると思うのですが、登場人物、特に瀧くんのナレーションが多かったですね。ある意味そこは新海み(名詞)なんですけど。個人的にはそういうの少ない方がいいのかなぁと思っていて、人物との会話とかで上手く混ぜていくのが理想かな…とも思うのですが。演出のやり方次第なところはあるのでしょうな。結論が出るわけない。

てか三葉の髪の結び方で中に誰がいるのか一目瞭然なのにそれにすら初見で気づかなかった僕が言うことなのでこの辺は触らない方がいいのかも。

 

Twitterを見るに、「めちゃくちゃよかった!!!」って人と「悪くはなかったけどみんな言うほどか?」って人がいるみたいですが、恐らく種族の違いだと思うんですよ。前者は愛の重くなりがちな恋愛脳(わるーい言い方です。ごめんなさい。)後者はたぶん異性からあんまりモテない人たちです。(僕もそれ)

さて、どこまでも傲慢なカテゴライズをしました。反省です。

 

まとめるために書いてないんでそれこそだらだらとやってるわけですが、どこで止めようか悩んでいるところであります。東京の初出シーンで、混雑する道路、瀧くんのアルバイトするレストランなんかで土本典昭さんのドキュメンタリー映画を思い出した…『東京都』とか…ってやっても超詳しい人にボコボコにされそうだし話としてあんまり面白くないので何とも言えない。

尻切れとんぼにはなっていますが、これからやることがあるのでこの辺で止めておきます。

三葉ちゃん超可愛かったです。僕はショートと組紐の髪型が好きかな…。